研究内容

光情報処理の基幹を担う、次世代光ネットワーク構築に欠かせない光スイッチング・デバイス実現のためには、大きな3次非線形光学特性を有する材料や高効率に蛍光を発する材料の開発が不可欠である。本研究では、次の2つの課題に取り組んでおり、テルライト(TeO2)を主成分とする新しい機能性ガラスの開発を行っている。

高い3次非線形光学特性を有するテルライト系ガラスの開発

   組成:TeO2-Tl2O-Bi2O3(TiO2), TeO2-Nb2O5-ZnO

ナノ結晶を用いた希土類蛍光材料の開発

   Tm3+/Yb3+アップコンバージョン青色蛍光体

TeO2材料の特異なTeO4およびTeO3多面体構造をガラス状態で制御し、透明でかつ安定な、光スイッチングデバイス、光アンプや赤外-可視変換などのアクティブ材料を開発している。

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